お風呂の文化を世界へ-海外初出店の軌跡をたどる上海ビジネスフォーラム活動報告

開催概要

日時 1月25日(土)
テーマ お風呂の文化を世界へ-海外初出店の軌跡をたどる
講師 椎名 晴信様【極楽湯(上海)沐浴有限公司 館長】
幹事 和田 淳一さん【杰王投資咨詢(上海)有限公司】
開催場所 極楽湯(上海)
浦東新区新金橋路600号(×金蔵路)
出席 13名

概要

上海ビジネスフォーラム勉強会イメージ

今回は、2013年のオープン以来、連日満員御礼の日本スーパー温泉「極楽湯」の海外1号店の上海金橋店を訪れ「心地よいお湯の楽しみ」ながら「巨大店舗オープンまでの軌跡」を聞かせて頂ける機会となりました。

内容

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じつは、当日も大盛況で200名以上の入場待ち状態。そんななか私達は極楽湯さまのご好意でVIP口から入場させて頂き、嬉しい様な他のお客様に申し訳ないのやら。。。
そんな感じのスタート!!

第一部:入浴タイム!

極楽湯のお湯とおもてなしを存分に楽しませて頂きました。
女性には、デザイン豊かなシャレた複数の館内着からお好みで選べるなど細かいところの気配りが絶えません。

浴場は、冷え性・肩こり腰痛や高血圧症に適応されると言われる「高濃度炭酸泉」を中心に、和の雰囲気満載の「露天風呂」そして五右衛門風呂までありこれは「イイ!!」
各お風呂の説明に、日本語/中国語/英語表記があり、まさに国際都市の日本のスーパー温泉だな!と実感。

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中国にはバスタブを使う習慣は少なく、ましてや公衆浴場に入る習慣は全くありません。そこで、入浴マナーをどう保つのか、興味津津で入りましたが、驚くほどよいマナーでした。もちろん、あちらこちらに日本では常識と云えるマナーがこと細かに書かれた掲示がありましたが、そんなものがなくても、先に入っている方のマナーを真似するだけで問題なさそうです。
中国ではしつけが難しいと言われますが、先輩方が見本を示し職場に根付けば新人もそれを真似て「しつけ」が立派な職場に出来るのだと実感。

他の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.gokurakuyu.cn/jp/facility/spa.html
(温泉-施設のご紹介-極楽湯(上海)沐浴有限公司)

第二部:講演・海外初出店の軌跡をたどる

概要

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1996年1号店オープン、日本全国に37店舗、温浴施設は業界1位、お風呂業界では唯一の上場企業(JASDAQ)である極楽湯。
上海店は海外1号店(2014年1月現在)

1.オープンまでの道のり

数年の市場調査の後、3年前に本格プロジェクトスタート!
オープン、そして現在の集客が出来るまでの1歩1歩を余すことなく、お話をして頂けました。

2.そして現在!

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1日の入館者数は3,000名を超えている。ロッカー数が入館者を超えてしまい、結果入場規制をせざるを得ない状況が続いている。
チラシ、ポスターなど様々なプロモーションを行ったが「大众点评」や「新浪微博」「微信」などのSNSを活用したものが一番持続的な効果があった。
また会員カード発行によって電話番号情報を元に、SMSなどで定期配信するなど1つ1つ丁寧にやっている。
その結果、顧客層の8割が20~30代(特に女性が多い)
その後、ご両親を連れてリピート来館。更にその後、そのご両親の方々がお友達を連れて再リピート来館などと言った形が出来てきている。

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その他、許認可までの道のり、工事の様子、社員教育についてなど、とてもリアルなお話をお聞かせ頂きました。
もしご興味ある方は、様々な機会に同様の講演をされているそうなので、その機会に聞いて頂ければと思います。

3.今後について

2号店も3号店も出したいですね!今度は浦西地区で!!
ご期待ください

<朗報>2015年上海2号店オープンについてのお知らせ(2014/05/15)
http://www.gokurakuyu.ne.jp/news/company/upload_images/news20140515k.pdf

食事会

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◆会場:極楽湯(上海)内VIP休憩室
◆参加者:11名
◆食事代:200元/名

湯上りに浴衣(甚平服)でビール一杯!
久しぶりの醍醐味、まさに“極楽、極楽“でした。
勉強会会場をそのまま引き続きお借りし「和」ありの「中」ありの様々な”食”を楽しませて頂きました。

最後に・・・
今回、週末の大盛況時期の更にゴールデンタイムと言う大変忙しい中、極楽湯の椎名館長さんを始め、スタッフの皆さまに大変心あたたかなおもてなしをして頂き、心地良い時間を過ごすことが出来ました。
心より感謝致します。
ありがとうございました。

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