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2006.12.9|中国での企業経営のありかた/年末総会

2006.12.9|中国での企業経営のありかた/年末総会

開催概要

日時12月9日(土曜日) 12:30~16:00
テーマ中国での企業経営のありかた
講師佐藤忠幸
場所海崙賓館(Sofitel Hyland Shanghai)
出席100名

第一部

Ⅰ.中国現地法人の位置付け

  1. 何のために中国に進出する(した)のか
  2. 幹部人材不足の日系企業
  3. 何故、日系企業の人気が低いのか
  4. 日系企業といえども中国にあれば「中国企業」。しかし、中国企業ではない?!

Ⅱ.中国での総経理の役割

  1. 総経理とは、経営計画及び経営目標を達成するための執行責任者
  2. 総経理は尊敬されなければならない
  3. 総経理は苦手をつくるな、克服せよ! 任せろ、しかし放任するな!
  4. 日系企業の総経理は替わり過ぎ

Ⅲ.中国に赴任される技術者や管理者へ要求される条件

  1. 赴任目的と目標を自ら立てよ
  2. 中国語よりも、正しい日本語とコミュニケーションの勉強を
     ★カタガナ用語は通訳できない 
     ★愛します」だけで通じるのは恋人だけ
     ★5W1H「何を、何時、誰が、何処で、どうやって、何のために」を省くな
     ★指示・命令、依頼・お願い、忠告・指導、の3段階のうち何処に当る発言か
     ★前置き不要、事例は最後に
     ★知らないのと能力がないのとは異なる 
     知らなければ教えればよいこと → 教え方に問題がないか?

    ~相手が行動しないのは、伝わっていないということである~
  3. 原則、組織の長は中国人を
  4. 異国で働くには異国の文化を知る
  5. 赴任者は観察されている、尊敬されなければならない
  6. 個人目標も立てよ

Ⅳ.中国での人材採用と活用

  1. 中国社会と中国人の特性を知る
  2. 進めざるを得ない人材の現地化
  3. 人材採用方法は日本と同じ、採用確率を高めるのも幹部次第

Ⅴ.中国での人事政策 「中国人はすぐ辞める」?「中国人はすぐ辞める」という日本的思考

  1. 「長期安定雇用」を至上という古い習性を基に考えていませんか?
  2. 会社を辞める理由は「会社がいや」というより「ジョブホッピング」が多い
  3. 中国では、会社に属するよりも「老板」に属する

~退職防止対策に王道なし~

第二部:総会

1.実行委員会の構成と役割報告

2006年は下記3人で行ったことの報告

  • 叶 家胤(上海誠鋭実業有限公司)
  • 佐藤 忠幸(佐藤中国経営研究所/上海知恵企業管理諮詢有限公司)
  • 杉川 英哲(上海霓索人力資源服務有限公司)

2.2006年活動報告

毎月の例会報告を行う。
2006年は、理光(中国)投資有限公司様のご協力により、会場を無料で4回もお貸しいただき感謝の意を表し、それに対し理光(中国)潘 経理様より答辞をいただいた。

3.同上会費収支報告

4.2007年の活動計画

2007年も(2月を除き)毎月例会を行うこと及び各月の幹事を内定し発表した。

5. SBFホームページの活用について

SBFがさらなる飛躍をするため、ホームページを12月下旬より全面改訂を計画している。
運営のご協力をお願いしている株式会社アネクシーズ社長中山勝巳様より改善内容と活用方法について、解説とお願いをしていただいた。

第三部:食事会

勉強会同様SBF最高の参加者を得て、盛大に開催された。

外灘最高の景観を堪能しながら交流を深めた。

しかし、予想以上の参加者に料理対応が間に合わなかったことが反省点。

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