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2007.4.14|気軽に楽しむ中国茶

2007.4.14|気軽に楽しむ中国茶

開催概要

日時4月14日(土曜日) 16:00~18:00
テーマ気軽に楽しむ中国茶
講師藤下祐子さん 茶芸師 Teaブティック「TEAsia」店長
場所上海雅新晩餐飲(新華路60号)
出席26名

概要

この春の美味しい「龍井茶」を飲みながら、中国茶に関する四方山話をさせていただきます。

1.中国茶って何種類あるの?
2.中国茶の楽しみ方
3.TEAsia開業に至る経緯と問題点
4.TEAsia経営上の問題と今後の課題

内容

1.中国茶って何種類あるの?

中国茶って発酵具合によって種類が決まるんですねぇ。初めて知りました!
という訳で、中国茶の種類をご紹介いただきました。

【緑茶】 不発酵(龍井、碧螺春、毛峰、安吉白茶)
→加熱(炒めて)して発酵を止めてしまうそうです。透明な器で茶葉の形状や動きも楽しんで下さいとのこと。

【白茶】 弱発酵(白毫銀針、白牡丹)
→香港のホワイトカラー(白襟)に人気があったそうです。味は「ポヤ~ン」と曖昧系。

【黄茶】 後弱発酵(君山銀針、蒙頂黄芽)
→緑茶を少しだけ発酵させたお茶。黄色ということで、昔は宮廷にも献上されたとか。

【青茶】 半発酵(大紅袍、鉄観音、蜜蘭茶、凍頂)
→いわゆるウーロン茶。発酵率は10~80%の間で、数千種類はあるそうです。(驚)

【紅茶】 完全発酵(祁門、正山小種、滇紅)
→正山小種は有名なアールグレー種の起源だそうです。(初耳)

【黒茶】 後発酵(普洱)
→いわゆるプーアール茶。緑茶を自然または人工的に発酵させたお茶。別名「養胃茶」で胃にも優しい。投資対象としてもブレイク中で市場価格は急上昇!でも、素人は手を出さない方が良いとのアドバイスあり。繊細で長期保存にはワイン並みの注意が必要!

【花茶】 花を使用、または花の香りを着香したお茶(茉莉花茶、バラ茶)
→ジャスミン茶が有名。湯を注ぐと花が開く可愛いタイプも大人気!

【茶外茶】 茶葉以外を使用したお茶(減肥茶、甜茶、杜仲茶、苦丁茶)
→果実の花や漢方を使用。ダイエットや美肌などの効用が期待できる!(嬉)

【中国茶購入のポイント】

  • 飲む分だけを少量ずつ!
  • 必ず試飲して自分に合ったお茶を選ぶこと。「お茶酔い」に注意!
  • 春に採れるお茶がお薦め。清明節以前に採れるお茶は「前茶」と呼ばれ、日本でいうと八十八夜の時期のお茶で新芽が主体だそうです。また、冬の間は農薬もあまり使用されていないため、安心して飲めるそうです。
  • 発酵の深いお茶ほど胃に優しいそうです。

とても勉強になりました。(中国茶を語れるようになったような気が。。。)

2.中国茶の楽しみ方

リラックス、種類の豊富さ、漢方的効果など、人それぞれの楽しみ方ができるのが中国茶の良いところ。生活に「潤い」を与えてくれるってことですね!「あまり形式ばらず、気分に合わせて、気軽に楽しんで下さ~い」というのがプロ茶芸師のアドバイスでした。

という訳で、今回は緑茶の代表「龍井」の貴重~な前茶を試飲させていただきました!

先ずは透明なグラスに茶葉を入れ、そこに茶葉が浸るくらいのお湯を入れます。すると、眠っていた茶葉が目を覚まし、グラスからは龍井のむせるような芳香が立ち昇ってきました。(感動)早く飲みたい気持ちをこらえつつ、しばらくは香りを楽しむことに専念。「茶葉って食べても大丈夫ですか~?」、「ええ、大丈夫ですよ。」さっそく茶葉を食べてみる好奇心旺盛な参加者たち。食べても美味しい!(積極的に茶葉を食べたのは初めてでした。)

頃合いを見計らい、茶芸師自ら25名の参加者全員に適温に沸いたお湯を注いでくれました。(感謝)ちなみにお茶の産地の水が一番お茶の味わいを引き出せるとのことでした。

試飲開始。見た目は日本茶より薄いはずなのに、味がしっかり出ている!色の濃さ=味の濃さではないのね。因みに今回の茶葉は注ぎ足して6~7杯は楽しめるそうです。(驚)一言でいえば「コクがあるのにキレがある!」って感じでしょうか。(えっ?どこかで聞いた?まあまあ。)とにかく、参加者たちは美味しい龍井茶に大興奮&大満足でした!

試飲をしながら、基本的なお茶の入れ方と飲み方、お茶を更に楽しむための道具などについて分かり易く説明していただきました。さすがはプロの茶芸師!お茶を入れる動きが優雅&スムーズ!素人でも「それらしく」見せるための裏ワザも伝授していただきました!

3.TEAsia開業に至る経緯と問題点

本場中国で中国茶専門店をゼロから開業した経験を披露していただきました。店舗探しから内装、仕入れルート開拓、商品企画、従業員採用、市場開拓、顧客管理・・・いろいろとご苦労があったようですが、ひとつずつクリアされてきました。お茶の香りとともに、中国茶への情熱が伝わってくるお話でした。

4.TEAsia経営上の問題と今後の課題

やはり従業員の確保が一番の課題だそうです。中国茶を理解していて、語学も堪能、日本的接客と従業員教育ができる日本人は確かに少ないと思いました。今後は人材を確保しつつ、日系法人向けの引き出物用の中国茶販売も拡大してゆきたいとのことでした。

食事会

勉強会の会場となった中華レストラン「上海雅新晩餐飲」にて。 かつて李登輝氏や陳水扁氏の専属厨師を勤めていたという厨師長が作った美味しい料理に舌鼓を打ちながら、新会員1名とゲスト会員2名を迎え、楽しく盛り上がりました。

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