2011.12.10|効果的なリーダーシップを発揮するには?/年末総会

2011.12.10|効果的なリーダーシップを発揮するには?/年末総会

開催概要

テーマ 1.勉強会 効果的なリーダーシップを発揮するには?
2.年度活動報告
日時 12月10日(土) 14:00~18:00
講師 勉強会:鮎川 詢裕子様 (クラリティマインド 代表)
報告者:叶 家胤様(上海誠鋭実業有限公司)
幹事 SBF実行委員が下記を分担
総合司会:東 誠(上海坦思計算機系統有限公司)
年度報告:叶 家胤(上海誠鋭実業有限公司)
広報・記録:佐藤 忠幸(佐藤中国経営研究所)
写真撮影・受付・会計:内山 博文(上海湘南実業有限公司)、杉川 英哲(上海霓索人力資源服務有限公司)
受付 菊池 孝子さん、秋山 賀世子さん、内山委員、杉川委員(全員、忘年会受付も兼務)
出席 65名

全体まとめ

2011年まで連続開催していた浦東から、今年は浦西へ移り、中身中心でフレッシュな気分で開催しようと企画しました。勉強会講師は、フレッシュな鮎川さんです。日本の総合商社で管理者と中国子会社支援を経験し、アメリカでコーチングを学び、という華やかな経歴で難しい話にならないかと心配もしましたが全く杞憂に終わり多くの参加者を引き付けてくれました。

会場は、近年急激に発展目覚ましい西部の中心地として注目されている中山公園にある、創作中華のお店で勉強会・総会・忘年会の全てを同じ会場で行いました。中華といいながら本店は東京という変わったお店、期待どおりの御馳走を豊富に出していただきました。

勉強会の概要(14時05分~15時45分)

「効果的なリーダーシップを発揮するには?」
~あなたのステージと組織の成長の関連性を知る~ コーチング活用

もっと効果的にリーダーシップを発揮し成果につなげていきたい!」と、誰もが考えていますが、ある統計では、85%の組織が変革に成功できずにいると言われています。

今回はコーチングで活用されている「ザ・リーダーシップ・サークル(TCL)」という手法のベースとなる考え方をと紹介いただきました。これは、日本でもやっと取り入れられ始めたばかりの新しいもので、この考え方を知ることで、次の効果を期待できるとのことです。

◎あなたのステージと組織の成長の関連性がわかる。
◎これからの時代の鍵となるリーダーに求められる能力がわかる。
◎リーダーシップの発揮を制限する行動パターンや思い込みがわかる。

私たちが大きな変革をしていこうとすると、個人ではスキルアップをして専門性を磨き、資格取得等を目指すことが多く、組織や集団では制度や仕組みといった外的なものを変化させることに長けています。しかしながら、変革をしていくには、内的な変革も一緒に行なっていく必要があります。それは個人では物事の捉え方、集団や組織では風土や文化、「この先どうなっていくのだろう」といった物語、つまり私たちの意識の部分を扱っていくということです。

しかしながら、目に見えなくて扱いにくい意識の部分をどう扱ったらいいのか、必要だと思っていてもなかなか手を付けられずにいました。今回はこの意識の成長段階とリーダーシップの特性との関係性が解明されていきました。

成人の成長ステージは、段階的にいうと次の5つがあり、何処まで上がるか(上げるか)が組織への影響力の強さになる、すなわちリーダーシップが発揮されるということになります。

第2ステージ:利己的
第3ステージ:リアクティブ(反応的・社会対応)
第4ステージ:クリエイティブ(創造・自立)
第5ステージ:統合
第6ステージ:一体

現状の自分を見つめ直し、垂直方向に変容し成長を遂げて、肉体、心を超えた大いなる存在と一体となろう。そして、同じステージの中でも水平方向にも拡大を図ることにより、新しい能力と知識を得ることができます。

一般的には、第2ステージで留まる人が5%、第3ステージで留まる人が70%、第4ステージまで行く人は僅か20%、第5ステージまでたどりつくのはたったの5%です。

この第3ステージのリアクティブ(反応的)から第4ステージのクリエイティブ(自立・創造的)にコーチングによって転換していくことを意図しているのが、「ザ・リーダーシップ・サークル(TCL)」とのことです。

社会・企業の閉塞感を打破するには、社会人の多くが最低第4ステージまで上がり、幹部は第6ステージまで上がるべく努力してもらいたいものですね。そのためには、まず、自分が何処にあるのか自覚し、何を改善努力するのかを学ぶべきだと思いました。

実際の方法は、簡単にいうと、次の各項目で自己評価し、同時に他者数人の評価フィードバックを受けそれらを分析することにより既にリーダーシップを発揮できている部分と成果につながらない思考パターンと行動を自覚し、これまでの生き方や価値観を見つめ直し、何処を延ばし、何処を変革していくのかをするかをコーチングによって、新しい自分を見出すということのようです。

「自己防衛、他者依存、他者との関わり、自己認識、本質、全体認識、目標達成、操作」
(それぞれには、更に細部項目があるが省略)

まとめ

非常に硬いお話ですが眠る人は殆どいません。
冒頭に記したように豊富な経験と強い信念で裏打ちされたお話には説得力がありました。年末会の勉強会講師で女性は初めてですが、そのプレッシャーに負けずよくがんばってくれました。
自分を見直し、向上させるよい機会となりました。
改めて御礼申し上げます。

なお、鮎川さんの詳しい概要と経歴は下記をご参照ください。

上海BIZprsso連載中の「気づく力~マインドマネジメント論」および、http://www.clarity-maind.com/参照。

年末総会の概要(15時15分~18時00分)

叶家胤委員が、軽妙な口調で、2010年の年末会から2011年11月例会までのSBF活動状況を紹介しました。各幹事の写真とご本人の紹介があり、幹事のご挨拶もいただきました。一部幹事さんからは、補足説明までいただきありがとうございます。

ここで使われた写真は、例年の内山委員に加えて杉川委員の写真も加わり一層充実・豊富になりました。傑作ぞろいの中から叶家胤氏独特の選択基準で選ばれた写真は、参加者および幹事さんの普段見られない一面を見せていただき、参加者の爆笑をたびたび呼びました。

蘇州SBF(S-SBF)活動状況の報告

実行委員の樋爪徹男さん(蘇州宝富塑料制品有限公司 副総経理)です。

5年目の活動に入り、奇数月の土曜日に開催される例会では幅広い学習会と工夫を凝らした会食というパターンも定着し、毎回30名前後の参加者を集め、活発に活動されている内容をご紹介いただきました。秋の旅行の行き先がSBFと同じ、無錫なのには驚きました。

東京SBF(T-SBF)活動状況の報告

実行委員の中山勝巳さん(株式会社アネクシーズ 社長)で、我々のホームページを作成してくださっている方です。

東京も、5年目の活動です。遠距離通勤という東京の事情のため、平日に勉強会と食事会をしています。それだけに会場や講師の選定にご苦労をしていますが、定着化しつつある雰囲気を紹介いただきました。中国への関心はますます深まり、ホームページから東京SBFの存在を知り、入会される方も増えてきたそうです。

第二部 忘年会(18時30分~21時00分)

【会場】創作中華レストラン「過門香」

《「過門香」とは、門の前を通る人が、その良い香に誘われて思わず中に入ってしまうという意味》

東京銀座の名店が「健康・安心・安全」を第一に考えたヘルシーな創作中華料理を引っ提げて上海に登場し、水と氷は全てRO水を使用し、材料からこだわった料理で評判のお店が、美人の呉総経理と料理長が、一生懸命考えていただいたお料理をたっぷりと出していただきました。

料理長曰く「足りないとかまずいとかは絶対に言われたくない」と自信満々のメニューでした。ドリンクも、普段は出さない焼酎やコーヒーまで飲み放題とあって、大満足でした。

まとめ

佐藤委員の司会と開会挨拶、そして鮎川さんの乾杯で始まりました。例年のごとく、老若男女ならびに日中の活発なる交流が続きました。今回は、蘇州から7人、無錫から2人、さらに東京からも5人もの参加を得て幅広い交流ができました。

周囲のテーブルでは、様々なグループで随意・自由パーティーが開かれ、一部ではビジネスも成立したようです。

例年どおり、会場のスクリーンも活用させていただき、1年間の活動状況と会員各位のユーモアあふれるスナップ写真を流していただきました。もちろん、内山・杉川両カメラマンによる傑作写真です。毎年ありがとうございます。

あっという間に2時間半が過ぎ、2012年が善い年であるようにとの願いをこめて、村上さんの手締めでお開きとなりました。

最後の最後に、今回も受付を担当して下さった菊池さん、秋山さん、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

2012年もよろしくお願いします。

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