各SBF活動は、新型コロナウイルスの状況を鑑みつつ、次回開催の日程を決定させていただきます。

2013.12.14|漢方と健康管理/年末総会

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日時 12月14日(土)14:30(受付開始13:30)~17:45
テーマ 1部:漢方と健康管理
2部:年度活動報告
講師 1部:葉 紅先生(上海春澤中医クリニック 院長)
報告者 2部:叶 家胤(上海誠鋭企業発展有限公司)
幹事 SBF実行委員が下記を分担(秋山女史急病のため、案内書と変更あり)
総合司会・広報:佐藤 忠幸(佐藤中国経営研究所)
年度活動報告:叶 家胤(上海誠鋭企業発展有限公司)
記録:秋山 賀世子(上海八克利起商務諮詢有限公司)
写真撮影・会計:内山 博文(上海比趣電子商務有限公司)
写真撮影・受付:鈴木 智一(WEB-One! Shanghai)
受付 五十嵐 唯さん、鈴木委員及び上海春澤クリニックのスタッフ2名(全員、忘年会受付も兼務)
会場 創作中華 錦蘆(上海市茂名南路59号)
出席 60名
会費 50元

全体まとめ

2013年は再びレストランで開催しました。レストランと言っても「錦蘆」は前年の会場(花園ホテル)の対面にありライバルでもある錦江ホテルの食堂部門が独立したレストランです。風格といい味といい申し分ないとの評判の「錦蘆」、一階広間を借り切って開催です。

勉強会講師は、漢方医師であり医療・健康コンサルタントの葉 紅先生にお願いしました。

上海中医大学卒業後同大学付属龍華病院内科医師その他の勤務医師を経て、大手日系企業の産業医としての経験も積み2013年3月春澤健康諮詢有限公司を設立し、董事・主任医師に就任、同年 春澤中医クリニックを設立し、院長に就任したという、多方面で活躍されるお忙しい方です。

会場は、勉強会・総会・忘年会の全てを同じ部屋で模様替えをしながら行いました。期待どおり数々の創作中華料理を豊富に出していただき、さすが上海だ!を実感させていただきました。

勉強会の概要 14時35分~16時00分

漢方と健康管理(上海春澤中医クリニック 葉 紅先生)

今日のテーマ漢方と健康管理は、別々の話題に聞こえますが、実は考え方や哲学がすごく、つながっていることが分りました。そして日常生活の習慣を直し、規則正しい生活をすることが健康管理の基本であることを思い知らされたひと時でした。

☆良い生活習慣は健康管理の基礎です。
☆データから見る健康管理

  • 本当に健康な人は5%
  • 病気の人は20%
  • その他は、病気予備軍といわれています。

2011年、2012年の検診レポートによると100人中2~3人くらいしか健康ではない。

  • 病気予備軍の大半は高脂血症
  • 37%くらいが肥満となっており
  • 脂肪肝や高血圧なども非常に多いです

高脂血症になると、内蔵に脂肪がついてきます。
脂肪肝になると肝機能に影響がでて、高血圧になると・・・。
とにかく、生活習慣にかかわる問題が多い、そして栄養バランスが悪く、運動不足の人が多い。

食事は

  • 適正エネルギー 動く分だけ食べる
  • 栄養バランス  栄養の偏りがあると良くない
  • 規則正しく   決まった時間に食べる

そして重要なことは、カロリー摂取を自覚することです。
例えば外食ばかりしている人に耳の痛い話は下記です。

  • カレーライス1皿:560~720キロカロリー
  • ラーメン一杯:400~560キロカロリー
  • ビール中ジョッキ一杯(500ml):200キロカロリー
  • コーラ(200ml):80キロカロリー
  • 牛乳(200ml):138キロカロリー

食べてしまったら、それを消費しないといけないのですが、どれくらい運動すれば消費されるのでしょうか?相当量の運動をしてもカロリーの消費は意外に少ないもので、食事を考えることが重要だということです。また、痩せたい場合は一気に減らさないのが成功のコツです。3ヶ月から半年をかけて、ゆっくりと体重を落とすのが体にも負担が少なくて良いそうです。

☆漢方の知識を活かして健康ライフ

漢方は、陰と陽の考え方が基礎となっており、1つのものには2つの側面があります。
そのバランスを取ることができれば、健康であるという考え方です。
何かが足りない場合は、何かが多すぎる可能性があります。その足りないものを補って、バランスを保つという考え方ですね。
特に、バランスは気、血、津液 の3種類の成分から成り立っていると考えられています。

西洋医学では診断が難しい症状も、漢方の場合は、治療方法などがある場合が結構あるようです。漢方の考え方では、症状が悪い人は、何かが止まっていたり、弱かったりすることが症状の原因であると考えるので、いかにして改善するかがポイントのようです。

中医三大理念

  • 整体観念
  • 弁証論治
  • 治未病

☆中医の予防概念

  • 病気になる前に予防する
  • 既に病気になったら悪化を防止
  • 病気の再発を防止する

☆漢方の意味での生活改善

  • 季節に合わせた行動をとること
  • 気持ちを穏やかに、ストレスを無くすこと
  • 陰陽のバランスを取ること

☆医食同源

生薬として使える食べ物がいくつかあります。

(例)

  • しょうが、ねぎ、しそ→冬の風邪薬
  • 桑の葉、菊の花、香草→夏の風邪薬
  • スイカの皮、金銀花、どくだみ、緑豆→夏バテの薬
  • 麦(皮をむかない)、アワ→不眠の解消に
  • ハトムギ、冬瓜の皮、あずき、とうもろこしのひげ→利尿剤(高脂血症に良い)
  • 海藻、昆布、しろぐわい→冷えがない人は
  • 刀豆(インゲン)、薔薇の花、みかんの皮、干し柿→気の調和の薬。上がった気を収める
  • サンザシ→瘀血を解決、高脂血症の改善にも良い。食べ過ぎの胃薬などにつかわれる
  • ごま、はちみつ→便通を良くする薬
  • 胡椒、フェンエル→胃をあたためる薬(上海蟹を食べて胃が重い時に)
  • ヘチマ→血液と気をよくする。関節の痛みなどがある人に
  • よもぎ、レンコン(レンコンの節)→血が熱くなる人に。出血現象が多い人に。
  • 杏仁(アーモンド)→喘息の人に良い
  • 山芋、インゲン豆、→内蔵を強くする(山芋は、腎臓の生気を強くする。炊くのがおすすめ)
  • ゆりの根、枸杞→冷え性の人にはよくないとのこと。
  • 銀杏、蓮の実→下痢が止まらない人など
  • かぼちゃの根、にんにく→殺虫成分(カイチュウを持ってる人が食べていた)

まとめ

非常に面白く、耳の痛いお話でした。また、知っているようで知らないことがいっぱい出た1時間半です。知ったら・・・・実践して、限られた中国の生活を有意義に過ごして欲しいものです。

早くこの続きをお聞きしたくなりました。

年末総会の概要(16時30分~17時45分)

SBF活動状況報告

年に続けて叶家胤委員が、昨軽妙な口調で、2012年の年末会から2013年11月例会までを紹介しました。各幹事の写真とご本人の紹介があり、幹事のご挨拶もいただきました。一部幹事さんからは、補足説明までいただきありがとうございます。

ここで使われた写真は、内山委員と鈴木委員に加えて杉川会員の写真も加わり一層充実・豊富になりました。傑作ぞろいの中から叶家胤氏独特の選択基準で選ばれた写真は、参加者および幹事さんの普段見られない一面を見せていただき、参加者の爆笑をたびたび呼びました。

蘇州SBF活動状況報告

蘇州SBF実行委員の薛国栄さん(蘇州衆享人力資源服務有限公司 副総経理)です。

6年目の活動に入り、奇数月の土曜日に開催される例会では幅広い学習会と工夫を凝らした会食というパターンも定着し、毎回30名前後の参加者を集め、活発に活動されている内容をご紹介いただきました。SBFと同じく、学習と交流が目的の異業種交流会ですので必ず土曜日に開催しています。

東京SBF活動状況報告

例年通り東京SBF実行委員の中山勝巳さん(株式会社アネクシーズ 社長)で、我々のホームページを作成してくださっている方です。

東京も、6年目の活動です。遠距離通勤という東京の事情のため、平日に勉強会と食事会をしています。それだけに会場や講師の選定にご苦労をしており、SBFの豊富な講師陣の応援が必要なようです。さらに、日中関係が微妙な段階で中国への関心が薄まるような状態も見られ、このような時だからこそ学習をしようと頑張っています。

第二部 忘年会

時間 18:15(開場17:30)~20:30(中締め20:00)
会場 創作中華 錦蘆(上海市茂名南路59号)
出席 63名(内、子供2名。)
会費 350元(子供10~15歳:180元・幼児:無料)

上海のど真ん中で鍛えられたお店は、さすがに違いますね。

美味で豊富だということは折り紙つきでしたのがその期待通りです。従業員のキビキビした動きもよく、勉強会場があっという間に宴会場に変わり、温かいお料理が次々に運び込まれました。そして、食べ物や飲み物を欠かさないように注意しながら補充をしてくれました。

まとめ

佐藤委員の司会と開会挨拶、そして東京SBFの中山さんの乾杯の音頭で始まりました。例年のごとく、老若男女ならびに日中の活発なる交流が続きました。今回は、蘇州SBFから4人、東京SBFから2人、さらに日本からも3人の参加を得て幅広い交流ができました。

周囲のテーブルでは、様々なグループでパーティーが開かれ、一部ではビジネスも成立したようです。

あっという間に2時間が過ぎ、2014年が善い年であるようにとの願いをこめて、蘇州SBFの薛国栄さんの手締めで中締めとなりました。

最後の最後に、今回も受付を担当して下さった女性陣、そして各委員さん、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

2014年もよろしくお願いします。

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