S-SBF野外研修:鎮江(焦山・北固山・恒順香醋)蘇州-上海ビジネスフォーラム活動報告

開催概要

日時 5月25日(土)8:30~19:25
テーマ S-SBF野外研修
幹事 福岡 晃
場所 鎮江(焦山・北固山・恒順香醋)
出席 勉強会:35名
会費 240元

内容

行程

往路
蘇州香格里拉大酒店駐車場よりバス×1台(52人乗り)にて一路鎮江へ、途中無錫を過ぎた辺りで事故車両に依る渋滞に遭遇し約3時間を要す。計画した時間を約1時間超過。
到着後、現地ガイドをPick-Upし直ちに昼食レストランへ。

昼食
鎮江料理に舌鼓打ちながらも現地名物の麺、肴肉は食さず残念の至り。
・・・特に銀さんが残念がっていました。

復路
恒順香醋にて各自香醋を購入。一路蘇州へ帰途に。蘇州香格里拉大酒店着19:15 と計画した時間より45分遅滞。着後直ちに自由解散。

研修①:鎮江

  • 総人口268.8万人、江蘇省の地級都市。古くから商業都市、三国時代には呉の孫権が一時、京 口に都をおいた。長江と京杭大運河が交差する戦略的要地。
  • 市樹 広玉蘭、市花 杜鵑花
  • 宋代に鎮江の名が始まる。香醋、鎮江肴肉が有名。日本の倉敷市、津市と友好都市締結。
  • 人通りも疎らで自動車が少なく静かな地方都市との印象。緑多く歴史深い景勝の地。

研修②:焦山

  • 京口三山の一つ。渡し船で対岸の焦山へ、約10分間の乗船。焦山埠頭入り口左右の狛犬(狛獅獅)に触れた部位に依りお金持ち、健康などのご利益が有るとの解説に、参加者も思い思いに触れていた。
  • 「定慧寺」に参拝。往時の隆盛さは感じられなかったが、鎮江有数の寺院集落の威厳は感じられた。高僧方が居られ参加者の一人は「書」を認めて頂いた、@400元也。海外華僑の信仰厚い。樹齢800年のイチョウ、乾隆帝の碑文、
  • 中国第二の「碑林」と評されている石碑を鑑賞。王義之他書家の系譜、碑文展示、書体の変遷、王義之の「蘭亭序」は昔より多くの書家に推賞さる意味の碑文(明代書家徽明)鑑賞。
  • 清代の「古砲台」見学。7重の塔には登らず。
  • 参加者全員記念撮影。

研修③:北固山

  • 焦山より約15分の位置に鎮江「北の守り」の「天下第一江山」と称された北固山、甘露寺を研修。
  • 甘露寺:265年創建(東呉甘露元年)
  • 劉備玄徳と孫権の妹尚香のお見合い、劉備を周愉が殺そうとした廊下(研修モレ)、劉備玄徳と孫権が座ったと伝わる狼石、劉備と孫権が願掛けて斬った試剣石(研修モレ)、魯祝粛の墓(研修モレ)、劉備の死後に孫尚香が身を投げた祭江亭(研修モレ)など見所多い。
  • 阿倍仲麻呂「天の原、ふりさけみれば春日成る、三笠の山にい出し月かも」歌碑、鉄塔
  • 「盗人に追い銭」の語源の地。

研修④-4:恒順香醋

  • 販売センターにて各自、恒順香醋を購入。酸っぱさの程度別、原材料別の購入が出来た。
  • 製造工程は視察出来ず。・・・・今後の反省。

研修後記

今回の野外研修は全35人に参加頂き、しかも中国人、日本人がほぼ半々の中日友好関係の中で挙行出来た事は、本会の趣旨を十分生かせた良い研修会であった。

しかも今回の野外研修会にのみ参加頂いた方、S-SBFとは無縁で有った方々に13人にも及ぶ協力を頂けた点は異業種交流会の本望とするところであったと言え、今後双方のBusiness発展に期待する。

研修先としては申し分無かったが、矢張り蘇州から遠距離であった事から、交通事情も絡んで、十分な視察時間を確保出来なかった点は否めない。しかも往復共に計画した時間を超過した事、特に帰途は園区など更に移動される方々とすれば、18:30には予定通り帰着するべきであった。この点対象の参加者には謹んでお詫び致します。この反省点は次回の野外研修へ反映させなければならない。

又、予告では香醋製造工程の視察も計画していたが、星期六で休日として見学出来なかった点も猛反省材料である。旅行会社に一任の点も今後の課題である。

しかし後日に於いて参加頂いた方々からは「楽しかった」「異業種交流意義あった」など賛辞も寄せられている状況から、全体としては成功裏に終えられたと評価できる。次回は今回の反省点を踏まえ、更に充実したものとして行かなければならない。

バスで移動するには人数割りで低額に抑えたい一心から、Member外から募集したが、参加者をMember及び、その紹介者にのみ限定するかの点も次回への検討課題としたい。

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