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銭塘江逆流と塩官古城見学研修の旅蘇州-上海ビジネスフォーラム活動報告
開催概要
日時 | 5月17日(土) |
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テーマ | 銭塘江逆流と塩官古城見学研修の旅 |
場所 | 杭州海寧省 塩官鎮 |
出席 | 43名 |
内容
①工程
08:30 蘇州シャングリラホテル前出発
10:45 塩官鎮着
11:00 昼食
12:00 塩官老街研修
13:30 銭塘江逆流鑑賞
14:30 塩官老街研修継続
15:30 皮革城見学
16:30 塩官鎮出発
18:30 蘇州シャングリラホテル前着後 解散
②研修内容:1
●鎮紹介
塩官鎮は千年の歴史をもつ古城で、西漢時代「司塩部門」を設置し、海水を煮つめ塩を作り始めた。浙江省杭州湾北岸の杭嘉湖平原に位置する。
陳閣老宅
科挙に合格し進士として、清朝乾隆帝の大臣を務めた陳雲龍が、引退後居住した大邸宅。どの部屋も紅木の調度が重厚な雰囲気。舞台では今も時々、江南劇が催される。陳家三件宝」には、樹齢600年の羅漢松、乾隆帝から下賜された「九龍扁(額)」、そして石碑群がある。額はもともと金箔におおわれていたのが、文化大革命の際はがされた。一方、石碑コレクターだった主人の陳雲龍愛蔵の石碑群は、文革中は土の中に埋められて難を逃れている。
花居雅舎
文革時代にはなんと鎮政府の役所になったそうで、そのため建て壊しをまぬがれたという数奇な経緯があり、受付には遊女の絵とぼんぼりが並び近年も遊郭を舞台にした数多くの映画のロケ地にもなっている。
江南民族館
南宋の時代に始まる「海寧皮影劇」は、もともと紙で作られていた影絵人形を牛皮で制作することで、色をより鮮やかにしたところが特徴。
その他
清華大学五大門生 王国維の居宅跡や海神廟、全国最大の皮革城を見学
③研修内容:2
銭塘江逆流鑑賞
太陽、月の引力による相乗効果で海に大潮が発生する杭州の南を流れる銭塘江は、河口部分が100kmもあるのに対して、海寧市塩官では2.5kmの川幅しかない「ラッパ状」の形状であるため、波の行く手が遮られ、その勢いが大きくなり川の流れを飲み込み下流から波が押し寄せる逆流現象を鑑賞した。
④研修まとめ報告
有名な銭塘江の逆流鑑賞コースでもあり、普段より多い43名の参加となり、塩官鎮は古老街で見どころも多く、ゆっくりと時間が過ぎていく寛げる場所でした。
メインである逆流も潮の高さは1メートルくらいかと思われるが、しばらくの待ち時間を忘れさせる大きな波の音と延々と続く波には圧倒されました。旧暦の8月15日が最高潮と聞くが、また訪れたいと参加者の声も聴かれました。
往復移動の時間は予定よりも掛かったが、バス内ではギターの持ち込みと中国・日本両国の歌詞集で大いに歌い、参加者は楽しい研修の一日を過ごせたのではないかと思います。