2010.7.17|蘇州市日系企業の三十年の発展及び現状調査報告

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開催概要

日時7月17日(土) 15:00~18:00
場所勉強会:蘇州大学紅楼会議中心 交流会:蘇州大学莘園餐庁
テーマ蘇州市日系企業の三十年の発展及び現状調査報告
講師蘇州大学外国語学院日本語学部教授 高鵬飛及び学生2名
出席勉強会::21名 交流会:20名
会費勉強会会費:481元 交流会会費:1,909元

講義内容

S-SBF活動イメージ

① 蘇州の歴史、文化、地域特徴などをまずおさらいし、日系企業の多数な進出(2009年まで2000社を超える)を言及しました。その進出に伴い、社会、経済、文化多方面において蘇州に対する影響調査はまだ少なく、これらのデータを蓄積するために、本調査を開始したとの目的でした。

②日系企業進出の歴史資料調査、行政部門訪問、そして日系企業、一般市民、学生に対してアンケート調査を実施するなど、各調査手段を駆使してデータを集めました。

③日系企業の進出段階はおよそ三段階と分けられます。第一段階は1978~1993、進出の孵化期、第二段階は1994~2006、進出の活発期、第三段階は2007~現在、転換期と区別できます。

④一般市民からは、身の回りの日本について、日本製品42%、日本文化29%、日本人13%と認識ルートの違いが分かりました。日本に対して「支持」と表明する比率は60%近くあることも意外と分かりました。しかし、購買時の日本製品選択率9%については疑問を感じられます。

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⑤学生の就職希望先から、日系企業が19%、欧米企業の34%と比較して大きく開かれます。
日本企業で働きたい理由として、専門を生かす、企業数が多い、異文化に触れる、研修が多いと聞かされました。日系企業を選ばない理由として、国民的感情、雰囲気が硬い、残業が多い、昇進が遅い・少ない、文化に馴染みにくいということも考えさせれます。

⑥日系企業情報について、学生が主にインタネット・新聞・CM(42%)から入手することに対して、企業側はこの手段を利用するのが26%と改善すべく点も知らされました。また、日系企業について人事評価、給料、両国従業員の差、昇進可能性順位で興味を持たされる結果が見られます。日系企業イメージについては、給料が欧米系に及ばず、チームワークが強い、イノベーティブ、現地文化に馴染まない、マネジメントが欧米系に及ばずとの項目とデータ順位も参考となりました。

⑦発表途中から、活発な意見が交換され、調査が非常に有意義だと評価されました。
また、企業調査結果が発表されなかったことや、一部の調査項目の設定がもう少し厳密性を考える必要があることも指摘されました。

最後に、今後、この調査をさらに進めるべきことにも参加者の意見が一致し、協力することに意欲を表示しました。

交流会

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蘇州大学本部キャンパスを見学後、構内莘園餐庁に集合、大学内の庶民的なレストランでしたが、料理はわりと美味しく、食事とお酒を楽しみながら、話が弾みました。

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