「アジアと関わった20年間の軌跡」~アジアでの20年間を振り返って~蘇州-上海ビジネスフォーラム活動報告

開催概要

日時 9月21日(土)
テーマ 「アジアと関わった20年間の軌跡」~アジアでの20年間を振り返って~
講師 福岡 晃 様
場所 蘇州市桃園度假村大酒店
出席 勉強会:-名 交流会:-名

勉強会の内容

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1973年の香港駐在から2019年までの間アジアの5ケ国に駐在し、7社の事業経営に関わった仕事経験と経済変動、東南アジアの古代史、直近20年間のアジアの経済成長、今後のアジアの動向、日系企業が目指すべき方向、更には日系企業駐在者の駐在心得などについて講演した頂いた。

①アジアの国々、アジア概略史

アジアの呼称と国々について

東アジア、東南アジア、南アジアとASEAN

東南アジアの形成

アジアの国々のほとんどが植民地となっていたが1940年1950年代に独立、建国。
日本は植民地化されていない数少ない国のひとつである。

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②アジアへの契機、主要経済イベント

1973年から香港三洋電機有限公司で初の海外赴任、1987年日本海外事業管理部にて多数の現地法人設立に携わる。
1997年からインドネシア・バタムに人生2度目の赴任となり、そこから2019年までアジア滞在。蘇州は通算17年。
世界情勢からみた場合の企業の海外進出は、1985年プラザホテルで開催された『プラザ合意』から進出が加速。プラザ合意によって、急激な円高が進行した。
海外駐在者の心得としては、自己の役割、立場の認識と責任遂行。No.2の育成、日本人の上下に日本人を置かない組織。
報告・連絡・相談の励行。自己実現、自己達成。他社(者)よりの吸収など

③世界とアジアの成長

世界とアジアの基礎DATA人口、名目GDP、購買力平価、一人当たりの名目GDP、GDP成長率について。

世界人口現在75億5000万人、2030年85億5100万人、2055年には100億人突破と予測。
インド・中国で全体の30%。

中国:名目GDPは2位、一人当たりでは25位。
購買力平価(生活のしやすさ)では1位、一人当たりではまだまだ低い。

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④今後の海外事業、アジアの未来像

これからのアジアの動向について解説
日本で必要な人材に成る為に『今海外で働く意義は!』

  • 外国人と働いた経験、働ける能力、外人要求の理解能力
  • 日本の価値観は特殊・・・の理解と外人との共生は日本に必須
  • 今後の日本で必要な人材に成る
  • 労働年年代で帰国、日本の労働社会に貢献・・社会基盤整備

コメント

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アジアの歴史・経済・海外企業の有り方・ご経験からのコメント・各種文献からポイント紹介など盛りだくさんの内容であり、今後のアジアでの企業運営、駐在に対して大いに参考になる会となりました。

交流会

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色々な意見交換を行い有意義な時間を過ごしました。

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